nekoの夢見

唐獅子と牡丹


さっき急に「唐獅子牡丹」って浮かんだのですが、任侠映画なんかで

見ますね(笑) この組み合わせの意味について調べてみました。




まずはウィキより 『 牡丹 』 について

ボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)は、ボタン科ボタン属の落葉小低木。

または、ボタン属(Paeonia)の総称。 別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」

「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」

「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数。


原産地は中国。元は薬用に栽培されていたが、則天武后も牡丹を愛でたという唐代

以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好され、様々に詠まれ、

描かれてきた。

清代以降、1929年までは中国の国花でもあった。1929年、当時の中華民国政府は

国花をと定めた。中華民国政府が台湾に

去った後、公式の国花は定められていなかった。

中華人民共和国政府は現在「牡丹、蓮、菊、梅、蘭」の中から新しく国花を制定する

作業中と伝えられる。



日本では8世紀には栽培されていたようであるが、文学に登場したのは『枕草子』

が最初である

曲亭馬琴:「南総里見八犬伝」で牡丹が獅子の力を押さえ込む霊力があることに

着目して、牡丹紋を八犬士の象徴とした。



牡丹紋(ぼたんもん)は日本の家紋の一種。牡丹の花や葉を図案化したものである。

日本の朝廷に於いて関白を務めた近衛家が車紋(牛車に描かれる紋)として

使用したのが初めといわれる。京都東本願寺へ、近衛家の子女が幾度か嫁した

ことを縁に真宗大谷派の宗紋ともされている。

「杏葉牡丹」「落ち牡丹」「大割牡丹」「抱き牡丹」「向こう牡丹」「立ち牡丹」「鍋島牡丹」

「島津牡丹」等がある。


******************************

南禅寺の左甚五郎作の両面透彫の欄間に彫られた『 牡丹に唐獅子、竹に虎 』

について  臨済宗 黄檗 禅公式サイトより

あなたの依所(よりどころ)は、何んですか。あなたが
安心して身を寄せられる安住の地は、どこに在りますか。


 透彫の小さな空間から、我々に発せられる問いであります。

 獅子は、百獣に君臨する王といわれます。その無敵の獅子でさえ、ただ一つだけ

 恐れるものがある。

 それは、獅子身中の虫です。我身の体毛の中に発生し、増殖し、やがて皮を破り

 肉に食らいつく害虫です。しかし、この害虫は、牡丹の花から滴り落ちる夜露にあたると

 死んでしまいます。

 そこで獅子は夜に、牡丹の花の下で休みます。獅子にとっての安住の地が、

そこに在ります。

 また、アジア大陸の広域に生存する虎も、猛獣ですが、その数5千頭から7千頭と、

 将来絶滅が配されています。虎は、象には勝てません。群をなした象には、歯が

 立ちません。そこで逃げこむ処が竹薮の中です。巨体は竹薮に入られず、また、

 竹薮に入ると、象牙にヒビが入ります。

 その昔、杣人(そまびと)は、象牙のパイプを竹薮へは持って入らなかったという

 ことです。青竹に象牙は禁物です。従って、虎には竹薮が何よりの安全地帯であり、

 依所であります。




また別のサイト withとっとこカブ太郎さんのブログより

定泉寺にある瑜伽洞(横浜市 田谷の洞窟)。
洞窟に入ると普通の入洞では手燭があるだけの真っ暗な区間がまずあります。

その区間を過ぎたところから真言密教の行者たちが刻んだ世界が開けます。
(洞窟の通廊も修行で掘られ整備されたものですが)

進行方向、右壁手前に阿形の唐獅子牡丹、右奥壁に降り龍。
反対側左壁手前に吽形の唐獅子牡丹、左奥壁に昇り龍。正面、次の天井が低くなっている
通廊への入口上部(トンネルだと名前が書いてあったりする場所)に、
迦楼羅(かるら)の刻像があります。

先週の坐禅会で本堂へ戻る途中、和尚さんがこのフロアのモチーフについて
お話してくださいました。
たとえばこのフロアで1セットの図象、そんな風に洞窟全体が仏教の
いろいろな図をあらわしていて、意味のないものはないのだそうです。


百獣の王ライオンと花の王(女王?)牡丹の組み合わせと言われてます。
派手なこの組み合わせ、ぽちにとっては「牡丹に蝶」「萩にイノシシ」
「紅葉に鹿」(ってイノシカチョウ)と同じようなものに見えてました。

ですが唐獅子牡丹にはちゃんと意味があるそうです。
唐獅子が美しい牡丹に狂ってる(執着してる)様子だそうで、それは人が
何か(特に愛欲)に執着して狂っている様だとか。
イメージで直結するのは、男性が女性に狂っている感じでしょうか。

壁の手前にある口を開いているのも(阿)、閉じているのも(吽)、
煩悩に執着している人ということです。

で、左奥にある昇り龍。
龍は般若(完全な智慧?)をあらわす動物だそうで、その龍が「上求菩提
(じょうぐぼだい)」として悟りを求めて上昇しています。

そして対面の壁にある降り龍は「下化衆生(げけしゅじょう)」。
悟りを開いた完全なる智慧を持つ龍が、庶民を導き救うためにまた
舞い降りてくる姿だそうです。
そう、牡丹とたわむれてる唐獅子を救済しにくだってくるのですね。

正面の迦楼羅(かるら)はと言うと。
カルラは鳥のような姿をしていて、金翅鳥(こんじちょう)とも呼ばれます。
(正確には別々のもののはずなんですが)。
カルラのもとはヒンズー教のビシュヌ神の乗り物である霊鳥ガルーダ
(半鷲半神・人)で、竜を捕食すると言われています。

和尚さんの説明では、カルラが食べるのは悪龍(毒龍)で、それは
上求菩提・下化衆生からはずれてしまった龍、「龍=智慧」なので
悪知恵を食べているのだということでした。
智慧を持って悟りを求めても
落ちこぼれていくのがいるという…
だから、昇り龍と降り龍の間にカルラが存在してるのですね。




百獣の王『獅子』の唯一の弱みを助け、あるいは唯一獅子を

「押さえること」ができるのが 花の女王『牡丹』 

必要以上の「執着」によって、がんじがらめに囚われた

『牡丹』と真を見失った『獅子』を救うのが、真の「智慧」を得た『龍』

ということなのかしら。。。。。


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by nekonekonikuqu | 2010-06-13 18:12 | 夢解き・キーワード
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